欧州産ワインを、より楽しむチャンス!
EUと日本の経済連携協定(EPA:Economic Partnership Agreement)が、
2月1日に発効することにより、ワインを楽しむ人々にとって、
うれしい値下げが次々に行われます。
現在の欧州産ワインにかかる関税は、15%もしくは1リットルにつき125円の、
いずれか安い方、となっています。750ml、元値が2,000円のワインだったら、
安い方の約94円の関税がかかっているということです。この関税分が、
2月1日以降、ゼロになります。
実質的には、関税撤廃後の輸入品が出回るのは、3月以降になるはずですが、
アマゾン、成城石井、百貨店なども、すでに値下げセールを開始しました。
EPA発効のニュースとともに、値下げを開始することにより、
商機を拡大しようとする試みです。
輸入元のサッポロビールは、人気のあるワイン「ラ・キュベ・ミティーク」を、
税別価格1,800円から1,650円に下げて、3月から問屋に出荷。サントリーも、
「フレシネ」などの69品目の出荷価格を、2月から値下げします。
多くの欧州産ワインが、関税撤廃により、従来より安く楽しめることに
なったのです。ワインだけでなく、欧州産のチーズ、パスタ、生ハムなども
関税が軽減されるため、欧州産のワインとチーズなどを併せて楽しむ
チャンスが広がりました。